5月1日にフィンランド版メーデーのVappuが祝われました。
このVappuの象徴のひとつ、白い帽子(ylioppilaslakki)を被った老若男女や、大学の各学科のつなぎ、たくさんの風船、紙テープの飾り、Simaという飲み物、ドーナツ系の食べ物(Munkki, Rosetti, Tippaleipa:など)などをいろいろな場所で見かけました!
私も幼稚園の子どもの親さんに誘われ、ホームパーティーに参加させてもらい、お礼に焼き餅を紹介したりし、Simaを6杯は飲んできました:D
そして、前日から町はVappuに向けて少しずつ盛り上がりを見せ、Helsinkiではアマンダ像という銅像にも帽子を被せ学生たちで泡まみれになりながら像を洗い、当日はKaivopuisto公園でピクニックを楽しむ、という流れでした!
春が少しずつ訪れ、みんなの気持ちもVappuのお祭りではじけるのか?!と思いきや、
やや寒かったこともあってか、はじけすぎずフィンランドらしい(?)「淡々と盛り上がる」という印象でした:D
コンサートでも催しでもみんな心の盛り上がりをそこまで大きく外に出さず自分の中で盛り上がり、それが終わると余韻の「よ」の字の前にささーっといなくなるというフィンランドの人のスタイルなのかも、とよく思います:D
ホストファミリーのおじいちゃんいわく、「Vappuの時期は天気が悪いのが当たり前」という予想も大当たりし、前日は
ひょう、当日は
みぞれというすばらしい天候!
と、これを聞く限りでは楽しくなかったのでは?という感じですが、けっこう楽しくて自分の中では満足満足のVappuでした☆
幼稚園でもVappuに向けて色紙を風船の形に子どもたちが切ったものを飾ったり、風船や紙テープをデコレーションしたりしました。